マトダイのポアレ(だったと思う^^;)

GWに親類で会食をすることになり、名古屋市瑞穂区の
セレスティさんに伺いました。
こういう時お店を選ぶ担当はもちろんブナママです。

名古屋ではまあ、私が今更紹介するまでもないフレンチの有名店です。

ウェイティングルーム。
このレストランは日本家屋を生かした造りになっています。
話それますが私もブナママも古民家が好きで
いつか古民家で暮らすのが夢なので
全国の重要文化財(築300年とか)に指定されている民家を見学したり
再生古民家を利用したレストランや宿に好んで出かけます。
そうそう、結婚した当初は畏れ多くも再生古民家建築の第一人者、
民家の他、
福地温泉 湯元長座や
白骨温泉 小梨の湯 笹屋等々
多くの有名旅館なども手がける
降幡廣信先生に会いに長野まで行ったりしました。
まだ20代の若造だった我々を降幡先生はを自宅に招いて下さり、
貴重な話をいろいろ聞かせて下さいました。
ただ、何しろ先立つものがないので我々は未だ賃貸マンション暮らしです(^^;)
で、話戻ってこのセレスティさんの建物は”古”民家と呼ぶにはビミョーな古さですが
(というか、古民家の定義というのも曖昧で「百年経ってないと」という人も多いようです)
ただ”古民家と呼べるかどうか”という言葉上の問題は重要ではありません。
セレスティさんは昭和初期の民家を無理なくセンスよく利用していて好感が持てます。
最近は古民家ブームということであえて”古民家風”に仕立て上げられ
「ちょっとムリあるんでないの?」
と思うレストランもありますが・・・
古民家といえば飛騨の
合掌造り、東北地方の
曲がり屋などが有名ですが
それ以外でも民家はその地方の風土や建築年代によって特徴があります。
当然ココも昭和初期のこの地方の民家の特徴を持っています。
私の実家が同じく昭和初期に建てられた名古屋の民家だったので
(私が小学生の時に鉄骨に建て替えられたのは残念です。祖母に聞くと
私が生まれる前から既に
東南海地震と
伊勢湾台風の影響で家全体が歪んでいたとか)
セレスティさんの建物は懐かしい感じがしました。

なんだか説明しがたいけど名古屋らしい雰囲気なんだよねー。
で、料理を食べてみた感想。
全体にやさしい味で女性向だと思いました。
それが建物の雰囲気とマッチしていて好印象。
料理だけでなく、建物や庭を楽しみ、会話を楽しみながら食べるのが良いと思います。
逆に、たとえば
海原雄山のように1皿1皿に対峙するように食べるには向かないと思います。
女性が友人たちと「ちょっとゼイタクして美味しいもの食べに行こうか!」
という時などに良いのではないでしょうか。
というトコロで続きは明日!
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