今日で東日本大震災より5年だそうですね。
このブログではあまりツラい話や暗い話は書かないようにしてきましたが、
やはり震災といえばいろいろなつらい話が頭に浮かんできます。
その中であまりマスコミが取り上げないけどブナパパが気になることを少し話しましょう。
今日、安倍総理も復興に尽力する旨のコメントを残しているそうですが
復興にあまりにも時間がかかり過ぎています。
ま、時間がかかり過ぎてることはマスコミでも多く取り上げられていますが・・・
先日、麻生大臣が政府・日銀の経済政策について
「足りないのはお金ではく需要だ」
と発言したそうで、それは全く、まったくその通りなのですが、
需要はここにあるではないですか。
震災復興に本気で取り組むつもりがあるのなら、
早くから補助金を出してでも人を集め、予算をもっと使ってでも復興事業に取り組むべきでした。
震災ボランティアも尊い行動でしたが、
当時は今より失業率も高かった時期です。
失業者をうまく集めることができれば、失業対策、復興対策の両方に効果があったことでしょう。
早いといえば、
例えば阪神淡路の震災後の新幹線や都市高速の復旧の早かったこと!
それに比べるとあまりに政府の本気度が違う気がします。
それに関連して、やはり東京一極集中の弊害もあります。
15年程前かな、もう若い人には歴史上の事になってるかもしれないけど
北海道拓殖銀行が破たんして北海道経済が壊滅的な事態になったことがありましたが
全国的には北海道のことなどあまりとりあげられませんでした。
もしあれが東京の銀行だったら政府ももっと真剣な対応をして破たんを避けたと思います。
もし本当に東京で破たんしたら、100倍位の騒ぎになっていたでしょう。
政府の対応も、もっと大掛かりなものになっていたでしょう。
東京だとマスコミの取り上げ方、発信の量がケタ違いですからね。
遡ると、高度成長時代、4大公害病と呼ばれる水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病、新潟水俣病。
どれも東京から遠い地方で起きています。
これが都心のど真ん中で起きていたら対応も違っていただろうと思うのはブナパパだけでしょうか?
さらに遡ると戦時中のお・・・やめとこ(^^;)
そう考えると、今回の津波被害も多くの政府関係者から見ると、
「所詮田舎の港町の出来事」
と考えられているのかな?、と思うのはブナパパだけでしょうか?
考えたくもないですが東京都心を巨大津波が襲ったら
三陸地域と同様な対応でしょうか?
もう1つ本当に残念なのはフクシマというブランドが傷ついてしまったことです。
ブナパパ大好きな福島県の果物やワイン、お米。その他素晴らしい産品がありますが、
もし今後TPP発効で国産品を海外に売りたくても、
原発事故がフクシマ産品を買おうという人を減らしたと思います。
時間が経てば少しずつ風化するのでしょうが、完全に取り戻すのは難しい。
というのは、もし皆さんが
「この野菜は安くて美味しい、有機野菜認定。産地はチェルノブイリだよ!」
と言われたら、その野菜を買う気になるでしょうか?
この福島のブランド力低下をたとえば経済効果として政府は試算しているのでしょうか?
あらためて被災地の早期の復興を祈りつつ・・・
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その通りです!!
私も便乗して言わせてください。
東京オリンピック問題。
おそらくオリンピックが終わるまで、首都圏のインフラ整備を優先して復興がさらに遅れるのではないでしょうか?
膨れあがる予算、7月に森会長が2兆くらいと言ったのが2月には桝添知事が3兆になると言い、足りない予算は最終的に国が補填することが決定しているらしい。
すごい大盤振る舞いですね。
それくらい東北の復興にドーンと使ってほしいですよ。
どうせ、オリンピックの経済効果の恩恵を東北が受けることもなさそうですし。
それなのに、エンブレム問題に始まってメイン会場のデザイン問題、聖火台を置くスペースがない??
「お・も・て・な・し」ではなく
責任の
「な・す・り・あ・い」になってる!!
東北の方々はどのように思っているのかなぁ…
ホントにそうだよね!
今、すでに全国的に建設作業員が不足しているというのに、
「開場建設が間に合わないのでオリンピックは先延ばし!」
というわけにいかないだろうから
今後しばらくはオリンピック優先になるんだろうね。
さらにいろんな問題が迷走していて、特に、
聖火台が必要なことを考慮していなかったとは呆れかえるよね(^^;)
な・す・り・あ・い、とはウマイ!
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