(↑未だに店名は憶わらず、コピーして貼り付けています^^;)  上に乗っているのは鱈の白子にチーズがかぶせてあって、 バーナーで炙って焦げ目を付けてあるんでしょうね。 う、美味い・・・一皿目からノックアウトです。 下に敷いてあるのはジロール茸のソテー。 ジロール茸にこんなに豊かな風味があるとは初めて知りました。 実は料理を出してくれると同時に 小林シェフが作り方を初めから細かく解説してくれるのです。 「○○をミキサーにかけて・・・」 とか 「△△を少し茹でこぼして・・・」 とか 「□□を5㎜角に切って炒めてさらに同じく5㎜角に切った☆☆を・・・」 などなど。 恐らく来店客にはイタリアンのシェフや料理評論家なども多く 作り方を聞きたがる人が多いのでしょうね。 もしくはシェフの親切心からか? ブナパパ・ブナママは「ふん、ふん、ふん」とただ頷きながら聞いていましたが 料理法を頭の中にイメージ出来たのは2、3割かな(^^;) でも料理にかけるシェフのこだわりはバシバシ伝わって来ました。 「茹でる」だけでなく「茹でこぼす」ことが大事なんだろうな、とかとか・・・ フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ→ 食べログ
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先々週末、軽井沢に出かけたのは何故なのか?実は・・・  (↑机に座るとまずは当日のメニューが置いてあります。 見事な達筆ですが・・・イタリア語、全くワカラン^^;) このお店の予約が土曜日に取れちゃったのです! まさにミシュランガイド三ツ星の基準 「その料理を食べるために旅行する価値がある」 に合致しますね。 小林シェフの料理を食べるのはシェフが麻布のマリーエにいた頃、 つまり15年ぶりくらい。 今回の料理は一人22000円(←桁間違っていません。念のため^^;) この値段をどう考えるかですが、 一日一組、 つまり小林シェフを一日貸し切って我々だけのために料理を作ってもらう、 と考えれば安いものです。 (もちろんブナ家の家計からするとトンデモナイ贅沢ですがね) この美味しさがブナパパのつたない写真と文章で伝わるかどうかわかりませんが 頑張って一日一メニューづつでもアップしていきますね。 フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ→ 食べログ
今日は天気がいいので紅葉でも見に行きましょうっと。 んでも日帰りであまり遠いところは大変なので 滋賀県あたりでどうか?滋賀県といえば湖東三山の紅葉が見ごろだとのこと。 ただし湖東三山は激コミですな。というわけで  湖”南”三山の国宝 善水寺本堂。 南北朝時代の建物だそうです。 紅葉はちょうど見ごろでラッキー。 境内もそんなに混んでおらず、駐車場も並んで待つほどのことはありませんでした。  お坊さんが堂内を案内してくれまして、その話によると 「今日くらいの拝観者がいつも来て下さればお寺ももう少し潤うのですが・・・ 当寺は一年中拝観を受け付けていますが、11月、紅葉が色づくにつれて人が増えて 紅葉が終わって12月から翌10月の11ヵ月は静かなものです。」 意外と紅葉以外の静かな時期もいいかもしれませんね。 岩根山 国宝 善水寺→ HP
今日は世間は祝日だというのにブナパパは仕事。 んでも休みで知多半島方面へ遊びに行ったブナママたちがお土産を買ってきてくれました。  知多半島は美浜町に最近できたカフェ・フレベール ラデュさんの”オペラ”というケーキ。 チョコとコーヒーとピスタチオの風味が相まって濃厚な風味で美味でした。 ところで、この少し高台にある建物は建築中から気になっていまして 「レストランができるのかいなー」 と思っていたのですが豊明のケーキ屋さん、フレベールさんの2号店なんですねえ。 建物からするとシェフはこちらに移住して住居兼お店なのでしょうか? ブナママ情報によると全体に値段は高めだが飲み物も含めて味は美味しいとのこと。 特にショートケーキがオススメとか。 そして天気が良ければ高台から海を眺める景色もいいでしょうね。 ブナパパも今度是非伺いたいです。 フレベール ラデュ→ HP
先週末は軽井沢の紅葉はすでに終わりかけ。 落ち葉が美しかったです。  (↑ホテル鹿島の森にて)
今日は軽井沢でランチ。 今まで何度か予約しようとしましたが満席で断念した タムラさんにやっと伺えました。 最近軽井沢に行った人には想像し難いと思いますが 実は15年前位は軽井沢にはこれといった美味しいレストランが皆無で、 ブナパパ、ブナママも美味しい物を探すのに苦労したものですが タムラさんが成功してから続々と実力シェフが軽井沢に移住して むしろレストランはあるがハイシーズンは満席で予約に苦労する、という状況です。 メニューを見て考えた末、今回、 ブナパパは10500円のBコース、ブナママは8400円のAコースにしました。 (ちなみに子供達は名古屋でジジババが喜んで預かってくれました。ありがたや) 鱈の白子のパネ、ピータンのタルタルソース、& ブランタードブナパパ・ブナママの大好きな鱈の美味しい季節になってきましたね。 周りの野菜が、それぞれマリネしてあるのかドレッシングがからめてあるのか ちゃんと仕事してあるのがさすが。そして見た目にも美しいですね。 そしてピータンがタルタルソースとベストマッチで幸せな一品。  案内された席はテラス席。 でも全面ガラスでしっかり囲われていて、 ヒーターも効いているのでこの季節でも寒くはありません。 むしろこの季節ならではの眺めを楽しみながら食事できたので良かったです。 しかも日の光が当たって写真撮るには好都合(^^;) トマトのムースこの調理法、最近いくつかのレストランで食べることが多いですね。 でも今回はそのどこよりもしっかりとトマトの酸味、甘み、風味がしっかりと感じられて 体に沁み渡る美味しさでした。 フォアグラのソテー、ダイコン添え、マデラ酒ソースフォアグラ大好きなブナパパとしては期待大でした。 たしかに美味しかったのですが 敢えて言えばフォアグラの質は最上とはいかず、まあ上の部類。 そしてソースの味が勝ち過ぎてフォアグラ自体の風味をダイレクトに楽しめなかったのが残念。 フォアグラの茶碗蒸し風、コンソメなめこ入りこの見た目、美味しそうでしょ! こちらはフォアグラは風味を楽しむ程度で 醤油を使ってるのかな、和風の味わい。 なめこの質が良くて美味でした。 山口県萩直送、お魚の料理魚は真鯛のポアレ。 ブロッコリーやカリフラワー、カキ、ツブ貝などが周りに配されて それぞれの食材の味が生かされています。 あえていえば少なくともツブ貝は刺身で食べた方がウマイな(^^;) で、それがスープの上に乗っていますがこのスープが美味しかった。 思わず皿を手にとって飲み干してしまいました。 「ウマイ、ウマイ」 と言ってると店員さんが 「コンソメスープにサフランで色付けしたものです: と教えてくれました。 仏産、窒息鴨のロースト、ネギクレープ添え窒息鴨というのは何ですか?と聞くと 鴨をシメる時に窒息させて血抜きをせずにおくことによって より鮮度が保たれる、とのことですが ブナパパ的には美味しければそれでよし。 この鴨は身が柔らかく、鴨らしい風味もしっかりして美味でした。 ネギクレープというのは写真左上のもので、 食べてみるとネギ入りのクリームを詰めた春巻きのようでした。 カモネギっつー位でやっぱり鴨とネギ、合いますな。 で、この後デザートは4種類から選べましたが 紅玉の冷製スープ紅玉大好きなブナママのデザート。 紅玉をくりぬいて器にしています。 タムラさんといえば何と言っても夏の 桃の冷製スープが目玉ですが この時期のリンゴのスープも美味でした。 「よろしければ器のリンゴもそのままお食べ下さい」 とのことでしたがブナママはお腹いっぱい ブナパパには紅玉は酸味が強すぎて食べきれませんでした。 ショコラのクレームブリュレクレームブリュレ大好きなブナパパのデザートです。 アメリ風に楽しんでおこげを割って食べると、チョコレートの風味がかなり濃厚。 左上のミントのアイスとベストマッチで一緒に食べるとさらに美味でした。 エルミタージュ・ドゥ・タムラ→ HP
ご存知、秋田県・鶴の湯の混浴露天風呂。  月曜日の朝は湯を抜いて清掃や湯船の底の石の手入れなどで湯量が少なくなっています。 この写真で水深10㎝くらいかな。 で、この旅行中実はブナパパ風邪気味で、 火曜日についにヘロヘロになって朝から部屋で寝ておりました。 この日義父母が合流したのでブナママと子供達はドライブに連れて行ってもらい、 ブナパパ一人で寝床で考えたことは 「そうだ、寝ていても仕方がない。湯治という言葉があるくらいだ、 お風呂に入って風邪を治そう。」というわけで昼間、一日中湯船のふちでお風呂に入ったり出たりを繰り返しました。 そのうち10時を過ぎると日帰り入浴客がやって来ます。 そんな中で若いイケメン4人組がやってきたのですが、 彼らが話してるのはまぎれもなく名古屋弁。 「君達どこから来たの?」と話しかけると、 「今は関東と関西の大学に分かれていますが名古屋のM高校の同窓生なんです」とのこと。 M高校といえば名門。行ってる大学名聞いたらK大、O大、D大などやはり名門揃い。 それで大学事情や就職事情などの話をしていると彼らが 「実は一つ聞きたいことがありまして・・・」「何?」「”秋田美人”っていうのは本当にいるんですか?」この質問に一瞬あっけにとられましたが、まあとりあえず真面目に答えて 「うん、時々だけどね、色白で目がぱっちりして”こういうのが秋田美人なんだな” って子を見かけるよ。佐々木希系だね」「そうなんですか。実は僕達、 秋田美人を求めて昨日は秋田市内のスナックに行ったんですけど とても秋田美人とは思えない店員さんばかりで・・・」「あはは、あのさあ、君達若いのにスナックなんか行くなよ、 イケメンなんだから街に出てナンパすればいいじゃんか!」「東北ではどんな所でナンパすればいいんですか?」・・・と聞かれてもブナパパ自身は生まれてこのかたナンパなどしたことがありません。 「うーん、今時、田舎の街にも郊外に大型ショッピングセンターがあるよね そういうところにヒマな女の子が集まるんじゃないかなあ」などと適当なことを言うと、納得して様子で帰って行きましたが 彼らがその後、ホントにナンパしたかどうかは知りません。 ま、名門大学生といえどしょせんオトコってのはこんなレベルですな(^^;) ちなみにこの日、風邪は治りましたが湯あたりでさらにヘロヘロになりました・・・
福島県・磐梯吾妻スカイラインを走る途中、こんな看板を見つけると  紅葉の名所、不動沢橋に下りられる駐車場へ入ります。  今年伺ったのは10月20日。 ちょっと早かったかな。 昨年は橋の下側が紅葉の盛りでしたが、今年は上流が一部紅葉している感じでした。  しかし、ま、この紅葉を見ることができて、 東北道で一気に帰らず、磐梯吾妻スカイラインを通った甲斐がありました。 昨年の記事→ こちら
ブナパパの若き日の思い出話です。 ブナパパは大学、文学部でした。 高校の先生にでもなればいいかな、と思いまして。 今でも友人たちから 「先生が向いてるよね」 としょっちゅう言われます。 逆にいえば会社員がいかに向いていないかということですね(^^;) 何で先生にならなかったのか、というのはまた別の機会に。 んで、大学生の時の話。 入学後2年間は教養部、その中で国文学の授業がありまして 最初の講義で先生が言うには 「今の学生は小説の読み方が分かっていない それは大学受験勉強によるところが大きい。 大学受験では文章のあらすじを追うところに重点が置かれている。 でも本来の小説の読み方はそうではない。 小説の世界に浸ってさらに自分の中で想像力を駆使してそれを膨らます。 そこが大切である。」そして様々な小説をどう読みとり、それをどう膨らますかを講義してくれました。 それはブナパパには珍しく楽しい講義で一生懸命聴きましたね。 (ブナパパ、ほとんど大学の講義は欠席して部室にいました) そして半年の講義が終わり、試験問題は何だったかというと、 1問目。 講義の中で解説した小説の中で自由に1つ選び、意見を述べよ。 2問目。 次の小説中の文章を読み、どのように感じるか述べよ。 2問目の小説はタイトルが何とは書いてなかったですが、読んだことがある文章。 当時ベストセラーだった村上春樹の ノルウェイの森の一節でした。 (短編”蛍”に同じ部分が載っていると聞いたことがあるのでそちらからの引用かも) まず2問目から夢解釈の要領でスラスラ書いて(→ 過去の夢解釈の記事) さて1問目に戻ります。どの題材をどう答えようか・・・そうだ! 講義の中で純文学の川端康成”伊豆の踊子”と大衆文学の松本清張”天城越え”を比較して 「当時の伊豆の踊子が娼婦に近い地位にあり、 それを比較的高い地位にある主人公が見下ろす場面を 社会学的に人の貴賎の差を象徴していると断じ、 それに対して松本清張の作品はその部分をうまく突いて見事に暴いている」 としていました。 それはまさしくその通りです。
ただし”伊豆の踊子”の美しさは純粋に文学としての美しさであり、 それを社会学的な視点から善悪を論じるのは誤りです。
純文学の善し悪しは純粋に文学的な美しさによって評価されるべきです。・・・などとエラそうなことを書き、さらに答案用紙の隅に 「追伸・・・やっぱり村上春樹さんの作品からの出題でしたね。 何となくそんな気がしていました」と書きました。 これは 「私はちゃんと講義を聞いていたし、小説も読んでいますよ」 というアピールで、いい成績をもらうためのテクニックの一環です、悪どいのう(^^;) ブナパパの大学での成績は 可・不可大全集でしたが この試験の成績は珍しく ”優”をもらえたので印象に残っていますね。
読み終わりました。  BOOK1~3まで約1800ページ。 今頃なんで?と聞かれると、 近所の図書館で今までずっと予約待ちだったものが やっと予約なしで貸りられるようになったからです。 感想は?と聞かれてもブナパパには何とも答えようがない。 心の中で感じていることを言葉に正確に表すことが苦手なんでしょうな。 ただしブナママがうまいこと言っていました。 「仕掛けは良く出来ている、文章のクオリティも高い。 でも私はこの小説の世界にのめり込めない。 私にとってディスニーランドのようなものだね」なるほど、同感です。
いや、大切な紅葉時期だというのに更新に間が空いてすみません。 仕事と育児に忙しくて・・・ と書くとブナパパを知ってる人から 「大した仕事はしてないし、ほったらかし育児じゃないか!」 と言われそうですが 実は少し長い本を読んでまして。  それはともかく今日は我が家で毎年恒例となった せせらぎ街道への紅葉狩り。  今年は当たり年だと思いますが、ちょっと行くのが遅かったかな。  散り際の美学って感じでした。
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