えーっと、もう先一昨年になるのか、2010年のGWに訪れた
達磨 雪花山房広島県北広島市にあります。
もともと蕎麦界の大御所、山梨県の長坂翁のご主人がこちらの人々の呼ばれて
「お弟子さんにこちらでお店を開いてもらえませんか」
と言われて、なぜかその時
「では、私がこちらに移りましょう」
と答えてしまった、と御主人の高橋さんが著書に書かれていました。

席につくと、いきなり
「何枚ですか?」
と聞かれます。
メニューは? そんなものありません!
つまりざるそばしかなくて、それを何枚食べるかっちゅうことですな。
蕎麦は二八、そりゃまあ美味しかったけど、
なんだか優等生すぎて、逆に格別、というものは感じられませんでした。
各地の蕎麦打ち実演や指導に飛び回っているという御主人もその日は見えて
蕎麦を出していました。
つことは打ってるのはお弟子さんたちですね。
しかし長年のそば打ちのせいか、ご主人背骨がかなり曲がってきたなあ・・・
そのお弟子さんたちはすべて若い男性で、坊主頭比率が高く。
まさに達磨のもとへ修業に入ったそば打ち小僧、といった感じ。

建物はこんな感じ。
ブナパパの好みではないですが、
いかにも装飾を排してまるで地面から自然に生えたような雰囲気を醸し出している、
という点ではその意図はよく感じられますね。
雪花山房 達磨→
HP
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