ランドセルに注文殺到で土屋鞄さんのHPに繋がらない!
とか
鞄工房山本さんはWEBで注文手一杯、実店舗は休業、とのことで
ここ数年高級ランドセル市場がどんどん盛り上がってるようですね。
ま、少子化の中、わが子が入学!ってことでジジババ含め気持ちが盛り上がっているのでしょうが、
所詮、使うのは6年間でっせ、と今なら思う(^^;)
ブナパパも4年前、子供達のランドセル選びに参戦しました。
もちろん土屋鞄も、鞄工房山本さんもカタログ取り寄せましたが・・・
結局、買ったのは7000円(桁間違っていません^^;)のランドセル。
(→その顛末は
以前の記事で)
これを買った名古屋の三栄鞄さんも人気が出てきたようで、新工場立ち上げるそうですし、
今HP見てもアウトレットでも2万円以上で、ほぼ売り切れです。
んで、我が家の3年目と4年目の中間報告。

まずは3年目のはりたけ。
基本、扱いが荒いですが、外観上大きな問題はなし。

肩ベルト等も全く問題ナシ。

敢えて言えば、そこらに置いて平気で踏んずけたりしてるのでサイドが若干つぶれています。
しめじの方はというと

形が崩れたり、破れたりは全く無し。

よく見ると上面に小さなひび割れが出来始めましたが、
ま、あと2年半使うのには差支えないでしょう。
というわけでほぼ何の問題もないので話としてはイマイチ面白みに欠けますが、
いい買い物だったなー、ちゅうところですね。
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そういえば2年程前、しめじのランドセルを選んでる時に
2013 ブナ家のランドセルの選び方という記事を書いたことを覚えていて、
下の記事を読んだ方々から
・結局どのメーカーのランドセルにしたのか?
・選んだ決め手は何か?
・色はどのように選んだのか?
などの問合せが殺到しています

・・・というのは冗談でそんなコメントは1つもありません(^^;)
が、実際どのように選んだのかというと・・・
某ブログで名古屋のタカシマヤでランドセル製造の実演を見た、という記事があって
それが名古屋の三栄鞄というメーカーでした。
自社生産でタカシマヤで実演してるならモノはいいだろう。
それでも壊れた時にゃ名古屋市内にあるその会社に持って行って直してもらえばいいし。
そこで三栄鞄の直販サイト、
ランドセル屋さんのアウトレット品を見てみると
一番安いものは当時7000円(←ケタ間違えていません)で売られていたのです。
ブナママにそれを話すと
「とりあえず買っとけ!」
とのことなので
(ま、予備でもこの値段ならいいか)
と思って取り寄せたのですが
届いた商品を見てびっくり。
隅々までよく出来ていて破損はもちろん、キズや汚れも全くありません。
(これで7000円?何でコレがアウトレット?)
と思ってメーカーに問い合わせると
当時、大き目サイズのランドセルが流行ったので大き目でないものは叩き売られていたようで。
しめじにこのランドセルを見せると
「ハート

がいっぱいついてて可愛い!」
と大好評。そう、ランドセルの背の部分や内側にハートマークいっぱい。
それでこれを予備ではなくメインで使うことにしたのです。
それではサイズが大きくなくて不都合はないか?というと
この1年、しめじは1度も困ったことはありません。
小さめといってもA4教科書はもちろん、A4ファイルくらいは入るしね。
素材は合皮、クラリーノFで1年使ってこの程度のヘタリ具合なら6年間はラクラク持つデショ。
今のところ、しめじには
「このランドセルは7万円だから大事に使いなよ」
と言ってあります。
(将来しめじがこのブログを読んだら怒るかな^^;)
でははりたけのランドセルはどうしたか?
しめじのランドセルの出来栄えを見て、はりたけはまだ年中さんでしたが、
同じサイトで7000円だったのを先物買いしちゃいました。
色はネイビーにこだわったわけではなく、一番安いのがたまたまネイビーだったというわけです。
これも汚れ、キズなく、縫製など素晴らしい出来で大満足。
というわけで国内で職人さんが心をこめて丁寧に作られているランドセルを
こんな安価で手に入れられてランドセル選びに関しては大成功!という感じですかな。
ちなみにブナママの同僚の女性(ブランド好き)は子供に土屋鞄のランドセルを買ってあげて
6万円位したが大満足なようです。
「ウチのランドセルは7000円。」
と言うと唖然としていましたが
ま、どちらにしても満足ならば良いではないか、と思う次第。
もし、いずれランドセルが壊れたり不具合起こしたらまた記事にしますね。
このブログはブナママがしめじを妊娠中から続けております。
長く見守って下さる方々も最近タマタマ見た方もありがとうございます。
月日の経つのは早いもので、お陰さまでなんと!

もうはりたけが小学校入学ですよ。
ランドセルしょって、ハイ、ポーズ。
ブナパパは読書好き、というか活字中毒気味なのですが
一番好きなジャンルは?と問われると
実は商品カタログなのかもしれません。
クルマを買う、となるとクルマのカタログ。
カメラを買う、となるとカメラのカタログ、
TVを買う、となるとまた集めて熟読するんですね。
まあこういうのもオタクの一種でしょうな(^^;)

というわけでいろんなランドセルメーカーのカタログを頂いて読んでみました。
昨今ほとんどのランドセルメーカーのカタログがネット請求で無料で手に入ります。
無料で作っているわけではないカタログを無料で送ってくれるのは自社の宣伝のため。
自社のランドセルの長所は書いてあっても、弱点などはもちろん書いてないわけです。
しかし何社かのカタログを読み比べてみると分かってくることが沢山あります。
例えば?と問われると・・・
素材にクラリーノだけを使用しているメーカー
天然皮革だけを使用しているメーカー、
どちらも使用しているメーカー。
それぞれのカタログの素材について書いてある部分を読んでみると
その素材をランドセルに使用するにあたっての長所・短所がだんだんと見えてくるわけです。
ちなみに素材に関して、ブナパパの結論は
”親の好みと値段の差で決めちゃっていい!”
です。
「んじゃ、最初からカタログ読まずとも決めちゃえば同じことじゃん」
と思われるかもしれませんが、
ブナパパにとっては自分で読み比べ、考えた上で自信を持ってこの結論を出した、
ということが大切なんですよね。
今、ランドセル選びをしている人はネットで情報を得るか
大型ショッピングモールなどで見て選ぶことが多いと思いますが
そんな人に是非、各メーカーのカタログを読んでみてほしいです。
表紙を見るだけでもセンスが分かるだろうし、
中身をパラパラ眺めているだけでも、何となく
「このメーカーは本気でいいものを作ろうとしてるんだなあ」
とか、分かってくることが多いですよ。
ちなみにブナパパが見た中で良く出来たカタログは・・・
土屋鞄(→
HP)と
鞄工房山本(→
HP)ですね。
さて生地の話の続きで
残るは牛革とクラリーノFですが
牛革の方が強度があり、乱暴に扱うであろう男の子には特にオススメでしょう。
天然素材は防水性に不安があるという人もいるかと思いますが
現代の防水加工の技術は進んでいるのであまり心配する必要はないかと。
さらにランドセルを買うと防水カバーが付属されてくることが多いのでこれを活用したり、
高学年になってきたら防水スプレーをかけ直すといった工夫で6年間十分使用できると思います。
天然の革なので使用していくうちに良い風合いが出てきて・・・
ということは確かにありますが、多分小学生にそんなことは理解できんでしょう。
ま、親の自己満足にはそれもよいし、親の満足ということも大事なことだと思います。
ただ、少なくともブナパパが小学生の時は防水技術もそこまでじゃなかったし、
もちろん風合いなど理解できなかったので
「なんだかボロくなってきたなあ」
という程度の認識でした。
あとは、そうそう、合皮でなくて本革を使っているという時点で
決して単に安く作ろうとした安易な商品ではないと考えられるという点は心置き下さい。

そして上の写真のランドセルはクラリーノF。
合皮にもいろいろあると思いますがブナパパが調べた限りでは
ランドセルにはほとんどクラレのクラリーノ、
それもクラリーノFが使われているようです→
クラレHPブナパパが小学生の頃の合皮のランドセルはテカテカ光ってて
それがキレイでうらやましかったような記憶がありますが
現代のクラリーノFは微細なシボ加工のため、新品ではちょっと見、本革と見間違えます。
触ってみると違いがわかるかな。
防水性などは牛革の防水加工のものとほぼ変わりません。
牛革とクラリーノの差を端的に言うと、
何年か使った後の風合いと耐久性で牛革が有利。
そして軽さという面でクラリーノが有利というところでしょう。
ブナパパならどうするか?
同じ造りでクラリーノの方が1万円安かったらクラリーノ。
それ以内の差だったら牛革を選びますね。